Biophilia 4

特集: 「食べる」のサイエンス

      

「食」は生き物にとって欠かせないものである。本特集は、生きるための義務ともいえる「食」という行為をいかに楽しめるかを科学的に迫ってみるという試みである。まず、味覚、嗅覚、視覚の観点から「おいしさ」を探り、そして、おいしく味わったあとにくる悩みの種「ダイエット」について、その問題点、流行のダイエットの有効性を検証した。また、地上での「おいしさ」だけではなく、宇宙での食事についての最新事情、さらに、現代人には欠かせないものとなってきつつあるサプリメントについて、ドリンク剤で疲労の回復ははかれるのかについても取り上げた。普段何気なくとっている「食」について、味わいが深まれば幸いである。

(特集編集担当:前島 一淑)

もくじ

【巻頭エッセイ】科学者・技術者の夢

「創薬」の頂きを目指して
今泉厚(帝人ファーマ株式会社 取締役 創薬部門長)

【特集】「食べる」のサイエンス―美味しく楽しく食べて幸せに―

味わいはどこから来るのか?
―"味"を考える:味覚生理学の枠を超えて―
長井孝紀(慶応義塾大学医学部生物学教室)
おいしさは香りから
―おいしく味う脳の仕組みと香りの役割―
澤野清仁(高砂香料工業株式会社 総合研究所)
見た目もおいしさを左右する
―おいしさの秘訣:盛りつけの視覚的効果―
岡本純代(女子栄養大学短期大学部)
ダイエットとリバウンドの栄養学
篠田粧子(首都大学東京・都立短期大学健康栄養学科)
宇宙でもグルメ
―宇宙で日本食を楽しむ―
田島眞(実践女子大学生活科学部)
ドリンク剤で「疲れ」はとれるのか?
―疲労回復メカニズム―
只野武(東北薬科大学薬理学教室 教授)

【連載】

ヒトと動物の共生へ 第4回野生動物とヒトとの共生
林良博(東京大学大学院農学生命科学研究科)
最新実験技術 連載第4回ラット持続肝動注モデルの開発と展望
原知憲、村上孝、小林英司(自治医科大学分子病態治療研究センター臓器置換研究部)
最新実験技術 連載第4回ラット持続血圧測定とその応用
上村和紀、鄭燦(国立循環器病センター研究所循環動態機能部)
若き教授が熱く語る「研究論文の書き方」 第3回討論「若き教授に聞く本音」
石橋俊(自治医科大学)、小林英司(自治医科大学)、室原豊明(名古屋大学)、山上裕機(和歌山県立医科大学)

【総説】

生命科学におけるヒト由来研究資源の有用性と倫理
佐藤哲男(千葉大学名誉教授)
知的財産法の基礎知識
松枝迪夫(東京虎ノ門法律事務所 弁護士)
実験用カニクイザルの国外安定供給を目指す
中国肇慶創薬生物科技有限公司を訪ねて
劉陽(慶應義塾大学医学部・中国医科大学・中国協和医科大学)

【インフォメーション】

研究室訪問 第3回ピロリ菌など、"持続感染"病を追いかける。
国立感染症研究所・村山分室細菌第2部
官庁インフォメーション

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この巻号について

第1巻 第4号 (通巻4号)

Biophilia 4

特集: 「食べる」のサイエンス

発行日: 2005年12月 1日

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